1月21日、天野慎介理事長はじめ全国がん患者連合会の皆様、慢性骨髄性白血病患者家族の会(いずみの会)の河田純一副代表に国会にお越し頂き、高額療養制度の患者負担上限額引き上げに関する緊急アンケート、3,623人の声を受け取り、国会内でヒアリングを行いました。
天野理事長、河田副代表、またアンケートの内容は切実なものです。
厚労省から示された見直し内容では、がん・難病等の治療をしながら働く世代は治療も生活も立ち行かなくなってしまいます。
何より問題なのは、当時者の方々のヒアリングなどないまま見直し内容が決められてしまったことです。昨年11月21日に社会保障審議会医療保険部会で初めて提示され、たった4回の議論、しかも、当事者の方々のヒアリングもないまま高額療養費制度患者の負担上限引き上げが決定されました。現役世代でがん・難病の治療をしながら働く方々に、過度な負担を強いる内容の最大の問題は、ずさんな決定プロセスです。
高額療養費患者負担上限引き上げを一度撤回するべきで、当事者の方々の意見を反映させた内容に見直さなければなりません。
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